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vol.20 2012.1 発行

衛生委員会報告 ~ 第20回 脱水症 ~

 暑さによる発汗の多い夏に起こりやすいイメージが強い脱水症ですが、冬でも脱水症は起こります。 人間の体の半分以上(約60%)は体液(水分・電解質)で占められていますが、体から失う水分(尿・排便、発汗・呼吸時の蒸発など)の量に対して、摂取する水分が少ない状態が続くと脱水症が起こります。 人間の体は排尿・排便、不感蒸泄(発汗以外の皮膚や呼吸での水分喪失)などで1日約2500mlの水分が失われていて、体重の2~3%以上の脱水になると、脱水症状が出てくると言われているので注意が必要です。

○冬の脱水症の原因

○脱水症の主な症状

○脱水症の予防

○脱水症になったら

脱水症を引き起こしたときは、まずは水分の補給が必要です。
しかし、大量の発汗、下痢、嘔吐などがあった場合、水分と共にナトリウム(塩分)などの電解質も失われるので、水・お茶・ジュースなどでは脱水症からの十分な回復はできないため、水分だけでなく塩分・糖分の補給も必要です。(適度の糖分を加えると塩分も水も体に取り込まれやすくなる)
スポーツドリンクや、厚生労働省認可の個別評価型病者用食品として塩分と糖分がバランスよく含まれた経口補水液(ORS)が市販されているので、脱水症を引き起こした際に備えて常備しておくのもいいでしょう。