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vol.73 2016.6 発行

~ 正しい手洗いについて ~資料 相模原事業所 草野

今回は正しい手洗いについて簡単にご説明したいと思います。普段、手を洗う時に何気なく行ってる方は多いと思います。手洗いの必要性や正しい方法などについて簡単にお話しします。


★何故手洗いは必要なのか?

●家の中や外には、目に見えないたくさんの菌が付着しています。 菌は目に見えないので、知らず知らずのうちに菌をもち込んだり、もち出したり、広げたりすることが考えられます。手洗いは、感染経路を遮断するためにとても大切です。

●感染を起こすには様々なルートがあります。
口から食べ物とともに感染する「経口感染」、くしゃみや咳とともに見えない小さな粒子となって排出された病原体が鼻や口から感染する「飛沫感染」(空気感染)、汚染された物に触って感染する「接触感染」があります。様々な感染経路がありますが、基本的には手洗いでかなり感染が防げると言われています。特に接触感染や経口感染の予防には手洗いは欠かせません。

★手洗いの種類

●手洗いは、「日常手洗い」「衛生的手洗い」「手術時手洗い」の3つに分けられ、TPOに合わせて使い分けられています。「日常手洗い」は一般的に日常生活の中で行われる手洗いのことをいい、皮膚上にある通過菌の一部を除去することが出来ます。「衛生的手洗い」は、食品を取り扱う仕事や、医療、福祉に関係する仕事をする人に必要な手洗い方法で、洗って、ふいて、消毒まで行い、感染予防や食中毒予防のために、通過菌をすべて除去することを目的としています。「手術時手洗い」は最も高い水準が求められ、医師や看護師が手術前に行う手洗いのことで、通過菌及び常在菌を可能な限り除去する方法です。

●日頃からの「衛生的手洗い」のすすめ
石けん液による日常の手洗いでも、30秒~1分行えば衛生的手洗いレベルになりますが、実際はもっと短い時間しか行われておらず、見た目に汚れがないとどうしてもおろそかになりがちです。アルコール消毒液は、短時間で細菌からウイルスまで幅広い微生物に有効で、通過菌に対する効果が優れています。石けん液だけの手洗いでは落としきれずに残った微生物もアルコール消毒液により除去することができます。

●洗い過ぎにも注意
皮膚の表面には常に菌が生息しています。この常在菌によって作られた「皮脂膜」が、手荒れや悪玉菌が増殖することを抑制するバリア機能の役割をしています。しかし、過剰な殺菌をしてしまうと常在菌の機能が低下し、手荒れや感染の原因になってしまうこともあります。



★正しい手洗いの仕方

●正しい手洗いの手順を覚えて、洗い残しをなくしましょう。
石けんやタオルで病原体が繁殖しないように、タオルはいつも乾燥したものを用い、石けんは微生物の伝播のないポンプ容器などに入れた液体石けんを使用するようにしましょう。液体石けんも詰め替える場合には、容器やポンプを洗って乾燥させてから詰め替えましょう。 手洗い手順イラスト


★正しい消毒剤の使い方

●アルコールは噴霧するだけでなく、しっかりとすり込むことが大切です。
手洗いと同じ手順で、しっかりすり込みましょう。また、すすぎ不十分で石けん成分が残っていたり、水気が残っているとアルコールの効果は減少します。しっかり流水ですすいで、しっかり水気を拭き取ってからアルコールを噴霧してください。

★最後に

●どんなに気をつけていても、私たちは毎日いろいろなものに触れていて、想像以上にたくさんの細菌などの微生物に汚染されています。しっかり手洗いをしているつもりでも、間違った方法のため効果が得られていないことも 多いようです。正しい手洗いの仕方を身につけて、自分の健康を守りましょう。


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